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8K映像・ゲームTV

目次


8K映像

ゲームTV

120FPS

現在販売されている8Kテレビは、「60FPS」までしか表示できません。

FPSとは、1秒間に表示できる映像のコマ数です。

しかし8Kテレビは、映像のコマとコマの間に中間の映像を作ります。

そして、2倍のコマ数に見せられる事が出来、疑似「120FPS」の表示ができます。

120FPSで表示される映像は、人の目で解る範囲を超えています。

でも、60FPSと比べて明らかに、映像がなめらかで綺麗に見えます。

ゲーム機側も、本当なら「疑似120FPS」じゃなく、リアルで「120FPS」で表示したがっています。

しかし、テレビの表示性能が低く、ゲーム機の性能も低く「120FPS」で表示できません。

VRR

ゲーム機側には「VRR」と言う機能があります。

これは、ゲーム映像が重すぎてカクカクすると、FPS数値を自動で落としてくれます。

そして、映像を軽くし、滑らかに表示する自動機能です。

例えば、60FPSでゲームをプレイ中、処理が重たくてカクカクしたら、自動で30FPSに落として滑らかにします。

「VRR」を開発した会社は、NVIDIAとAMDがあります。

それぞれの会社の「VRR」名は

NVIDIA
「G-SYNC」

AMD
「FreeSync」

でも国際規格で採用された「VRR」は、AMDの「FreeSync」システムが採用されています。

これがゲーム機側にあれば「VRR」が使えます。

後は、ゲーム側が「VRR」機能を使える様に作れば「VRR」対応ゲームとして、この映像処理を使う事が出来ます。

ALLM

8Kテレビには、低遅延モード「ALLM」と言うのがあります。

これは、テレビの機能で言う「ゲームモード」です。

この機能を使うと、ゲームの処理が重くてカクカクする場面を、滑らかに見せる様処理します。

やり方は、FPSをそのままに、遅延して表示しきれない画像を、表示しません。

つまり、重くて表示できない映像の部分を、真っ黒にしちゃいます。

テレビには、この処理をしない設定もあります。

「ALLM」無だと、処理しきれない映像がブレる代わりに、最高画質の映像を常に表示します。

HDR

8Kテレビには「HDR」と言う映像処理技術があります。

この機能があると、今までのテレビ映像より、より現実に近い色を表現できます。

従来の映像表現は、1番暗い所を「0」とすると、1番明るい所は、「100」までしか表現できません。

色も「1677万色」しか表現できませんでした。

しかし「HDR」機能があると、明るさは「1023 x 10000」色は「約10億7374万色」

太陽の明るさの「20億」は、とても無理ですが、従来のものより更に、自然の明るさ表現が可能になりました。

「HDR」は、道路のアスファルトの輝度7%も表現できます。

そして、材質や質感が自然の物と変わらないほど、凄く綺麗に見えます。

WCG

「WCG」と言うのは、国際規格の「HDR」に含まれている、色彩表現機能です。

これは、自然の色の99%までの色を、映像表現でしてくれる解像度です。

「WCG」の正式名称は「BT.2020」といいますが、読み難いので「WCG」と言います。

「WCG」非対応の色表現は、自然の色の58%位しか表現できません。

この差は、実際に見ても人も目ではっきり解り、違いが歴然です。

解りやすい映像は、南国の色鮮やかな植物で確認すると、凄く違いが解ります。

この「WCG」が出てきたおかげで、制作者側が映像やグラフィックを、美しく綺麗に作れるようになりました。


実現できない

国際規格

「Xbox Series X」
「PlayStation5」
対応8Kテレビには
この様に凄い技術が詰まっています。

しかし、国際規格で定められた8K映像の企画は「8K 120FPS 24bit 4:4:4」と言う数値です。

この数値を満たすには、今のゲーム機の性能では、とても無理です。

しかも接続端子の「HDMI 2.1」は、2つ必要なほどの情報を、テレビ側に送らないとなりません。

つまり8Kの国際規格を満たすには、機器の性能でも無理だし、HDMI2.1が1本でも無理と言う事です。

現段階で、8K国際規格を満たす機器は、超高額なパソコンなら可能です。

その情報を送れる接続端子は、DisplayPort 2.0という物なら可能です。

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